昨今、地球を取り巻く環境は、先進諸国の産業の発達と、発展途上国による急激な
経済活動の活発化と共に悪化の一途を辿っています。
酸性雨、野生動物の減少・生態系破壊、温暖化現象、オゾン層破壊、森林破壊、
砂漠化、海洋汚染など様々な要素が絡み合って環境悪化を招いております。
特に最近では、地球温暖化による様々な気象その他への悪影響を懸念する専門家
の声が日増しに拡大しており、京都議定書に主張されるように、各国がその悪影響
を認識し、CO2の削減目標数値を具体的な形で上げるなど、地球環境を守ろうとする
国や人々の意思が増大しております。
我々地球に生き、生活している以上、未来永劫子々孫々のためにも住みやすい緑
豊かな地球環境を守る義務があります。
CO2の削減には、様々な産業活動での排出規制も大事ですが、植林などによる
森林の増加は、一方で多様な地球環境保全効果が
絶大であるといわれていること
は周知の通りです。
日中環境保全友好植林実践会はこれまで、緑豊かな森林が地球に及ぼす好影響と
、日本でも多く消費される割箸などの原料としての木材の正しい供給を踏まえ、
森林破壊が懸念される中国での植林の実践を通じ、地球環境保全と緑化増進に
寄与する為、過去5年間にわたり 中国黒龍江省饒河県にて計50万本のカラマツ等
の苗木の植林事業を実施して参りました。
そして今後も、中国北部の緑化の為の植林事業を推進すること等により、環境の保全に
寄与することを目的として特定非営利活動法人日中環境保全友好植林実践会を設立します。
(2004,08,04)
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